養蜂場日記
里山の秋は早い
2008年9月20日 / 養蜂場日記
養蜂場から少し離れた所に田んぼがあります。そこに黄金色の稲が実りました。
今は田植えも稲刈りも時期が早くなり、9月にもう稲刈りをしてしまいます。
この辺りはイノシシがよく出ます。知り合いの農家の方は、昼間、田んぼでイノシシと遭遇したそうです。
また別の方は、高台にある田んぼでイノシシと出会い、向うがびっくりして田んぼのあぜから落っこちてしまい、慌てて逃げて行ったそうです。
イノシシが突進してきたらどうしたら良いかというのを、以前テレビでやっていました。
その番組では、突進してくるイノシシに向かって傘をパッと広げると、イノシシは見事にUターンして逃げていく場面が放映されていました。
でも、いつも傘を持って歩くわけにはいきませんよネ・・・
これは何でしょう?シリーズ-その2
2008年9月13日 / 養蜂場日記
養蜂場の隣に広い空き地があり、夏草が勢いよく生い茂っています。そのつる草がこちらまで侵入してきました。それを長い鎌で刈り払っていた時、ひとむらのカヤの中に、何かの塊がぶら下がっているのを見つけました。鳥の巣だ!と直感しました。
そして、子供のころ田舎で過ごした記憶が、一瞬にして蘇ってきました。
私が小学校にあがる前、よく遊んでくれた、シゲシちゃんという4才年上の男の子がいました。その子が、「秘密の場所を教えてやるからおいで!」と言って連れて行ってくれたのが、ウグイスの巣がある竹やぶの中でした。巣の中には小豆色の小さな卵が5つ入っていたのをはっきり覚えています。その時の巣と、大きさや形、色も全く同じです。
春から初夏にかけて、養蜂場の周りには沢山のウグイスがさえずっていました。私が蜂の世話をして忙しく働いていた間に、その中の2羽が巣を作り、卵を産み、雛を育て、その雛も無事に巣立っていったのでしょう。
雛達が成鳥になって、来年良い声でさえずってくれるのが、楽しみです。
ヒツジグサ
2008年9月7日 / 養蜂場日記
以前、蓮(はす)を紹介した頁に、睡蓮と蓮の違いを書きました~「スイレンは、スイレン科スイレン属の水生植物の総称、日本では「羊草(ヒツジグサ)」が自生していて、水面に花がぽっかり浮かびます。」
そのヒツジグサを、近所で見つけました。
昔の時刻の表現「未(ヒツジ)」の刻、午後2時頃に開花することから、この名前が付いたそうです。
でも、実際は、午前11時頃咲きだして、夕方4時頃まで咲いているみたいです。
花は3日続けて咲き、その後、水中に沈んで結実します。
この池の周りに、小さい蛙が沢山いました。土と同じ色をしていて、ちょっと見には分からないのですが、歩く度にピョンピョン跳ねて逃げるので、やっと蛙だという事が分かります。その蛙の撮影にも挑戦したのですが、小さすぎて、すばしっこくて、撮れませんでした。
これは何でしょう?
2008年9月7日 / 養蜂場日記
秋になると、今まで生い茂っていた緑の葉っぱの間から、いろんな実が顔を出します。
何の変哲もないと思っていた植物が、ユニークな実を付けたりして、人目を惹くことがあります。
これは何でしょう?ホウズキ?烏瓜?ホウズキの親分みたいな形をしています。植物辞典で調べてみるのも楽しみです。
イカル
2008年8月22日 / 養蜂場日記
聞きなれない名前の鳥。秋風とともにやって来て、高い樹の梢で“ピーポーピー”と高く、澄んだ声で鳴く秋の使者です。2-3日前、汗だくになって作業している時に、今年最初の鳴き声を耳にしました。猛暑の中で“秋の到来”というのも変ですが、季節は確実に移ろっています。
(写真はウィキペディアから)
スイカ王子 2
2008年8月18日 / 養蜂場日記
写真を撮られるのに慣れていて、カメラ目線でジ~ッと我慢の哲平ですが、「こっちの角度の方が・・・」「バックがちょっと・・・」と何枚も撮っている内に、このモデルさん、ネムネムになってしまいました。
姿勢は良いけど、目がネ・・・。
ペットモデルとして売り出そうと計画していたのに(笑)これではちょっと無理みたいですネ~~
このあとご褒美に、哲平もスイカの小さいかけらを貰い、シャキシャキ!と良い音をたてて食べました。
スイカ王子?
2008年8月16日 / 養蜂場日記
ここらで、箸休めの写真を一枚
福岡に住む姉から、大きな箱が届きました。開けてビックリ!巨大なスイカがドーン!と2個。「若松スイカ」といって有名なんだそうです。
早速うちの愛犬の哲平と記念撮影。哲平は小さい時から写真を撮られるのに慣れているので、レンズを向けるとポーズをとってカメラ目線でじっとしています。
量ってみると、左のスイカが11キロ、右のが13キロありました。(ちなみに、真ん中の「スイカ王子」は5キロです)
食べてみると、本当に甘くて美味しい!!
うちの奥さんは「小さい頃食べたスイカの味がする」と大喜びでした。
六角形の小部屋
2008年8月15日 / 養蜂場日記
もしも私が家を建てたなぁ~ら~小さな家を~~♪
六角形の小部屋だらけの家、ミツバチたちの作品です。
まるでコンピューターで作成したような精巧な六角形、一体誰が設計図を描き、誰が測って作ったのでしょうか?
何度見ても感心してしまいます。
この部屋に、女王蜂が次々に卵を産みつけていきます。“女王”と言っても、誰よりも忙しく、最盛期には、一日に二千個もの卵を産みます。小部屋が沢山要るはずですネ。
スイレン?ハス?
2008年8月9日 / 養蜂場日記
養蜂場に程近く、この花が咲いている所が幾つかあります。実はこれまで、スイレンとハスの区別が付きませんでした。
スイレンは、スイレン科スイレン属の水生植物の総称、日本では「羊草(ヒツジグサ)」が自生していて、水面に花がぽっかり浮かびます。
一方、水から上に茎を長く伸ばして花を咲かせるのがスイレン科の中の「ハス」(元々はハチス)で、根っこが蓮根(レンコン)になります。花が咲き終わると結実して、蜂の巣のような穴の中に種子ができて、食用になるそうです。
自然の中で暮すようになってから、植物や虫などにとても詳しくなりました。
冷暖房の効いたビルの中で働いていた頃には、考えられなかった事です。
毎日暑い陽射しの下で、まるでシャワーでも浴びたように、汗だくになりながらの作業ですが、幸せです!