四月
2011年4月2日 / 養蜂場日記
あの日以来、日本列島は悲しみと恐怖で覆われています。
大自然の圧倒的な威力の前には、科学技術も知識も所詮は蟷螂の斧であったという思いです。
報道を通して被災地、被災者の現状を目にする時、言葉にできない苦しさを感じます。一日も早い被災地の復興と被災された方々の立ち直りを願わずにはおれません。
被災地に咲いた梅の花がテレビニュースの画面に写っていました。人間社会の出来事に関係なく四季は確実に移りつつあります。
宝塚市内のあちこちでモクレンの花が本格的な春の始まりを告げています。青い空を背景に純白の花びらが朝日に輝いています---自然の見せてくれる穏やかな一面です。
養蜂場の周囲でも梅やヒサカキの花が満開です。
晴れて暖かい日にはミツバチの活性も高くなり、飛び出していく蜂、花粉ダンゴを両足につけて帰ってくる蜂たちでとても賑やかになります。日毎にミツバチの数も増え、これから養蜂場の喧騒はさらに大きくなっていきます。
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