ロボット君とレンゲの花
2009年10月7日 / 養蜂場日記
このロボット君?実はレンゲの種まきには欠かせないものです。
その名は“動噴(どうふん)”―――動力噴霧機のことです。
本来は粒状の肥料や薬剤を散布するためのものですが、広範囲に種を播くときにも使われます。
何千坪何万坪の田んぼに、レンゲの種を播く時の必需品です。
種を満タンに入れると、重さは20キロにもなります。
これを背中に担いで、田んぼの畦を歩きながら種を播いていきます。
背中の“動噴”のエンジン音はすさまじいものです。
このエンジン回転を利用して、強力な送風を起こし、手で持った長さ2メールほどの筒からレンゲの種を噴出します。
重くて大変な作業ですが、美味しいレンゲ蜜の収穫のためには、どうしても欠かせないものなのです。
これは9月から10月初旬にかけて行ないます。
翌春、4月10日頃から花が咲き出し、まるでピンクの絨毯を敷き詰めたような見事な風景が現われます。
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