夏の装い
2008年7月28日 / 養蜂場日記
午前5時―――まだ薄暗い養蜂場に着いた。うぐいすもコジュケイもすでに高々と歌い始めている。5月初めにやってきたホトトギスも相変わらず「テッペンカケタカ」とやっている。さあ今日もがんばるぞ~~。
真夏には朝の涼しいうちに仕事を済ませるようにしています。巣箱の内部より外気温が上がり、しかも直射日光の下で内検(巣箱内部のチェック)をするのは蜜蜂に与える負担が大きくなるからです。
6月の栗の採蜜が終ると同時に、来春に向けてのいわゆる“蜂作り”が始まります。4,5,6月に集蜜で疲れ果てた蜂群の再編をします。産卵力の旺盛な新女王のもとで元気溢れる強力な群れを作っていきます。そうして厳しい夏の暑さを乗り切り、秋、そして冬を越して来年の来たるべき”時“に備えるわけです。
夏には、女王は一時的に産卵を中止することがあります。快適な環境で産卵を続けるように、いろいろな工夫を凝らしました。この甲斐あってか、ほとんどの女王が猛暑の中でも産卵を続けています。健気です~可愛いです~。
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