大所帯
2013年6月25日 / 養蜂場日記
二重三重になったミツバチです。
ピーク時には4万を越えるミツバチたちが、上下二つの箱に充満するようになります。
出来るだけ仲間の数を増やし、この花の季節にできるだけ多くの食料(蜜)を確保して、群れを存続させようとする本能に基づく結果がこれなのです。
ハチの数が多くなると内部の点検も手間がかかるようになってきます。
温和な群れ、荒っぽい群れ等、一つの生き物のように群れごとに“性格”があります。養蜂家も荒っぽい群れの点検をする時は、いくぶん身構えた気持ちで作業に取り掛かりますが、それでもやっぱり指、腕、時にはお尻など刺されることも少なくありません。しかし、免疫ができているせいか、数秒間痛いだけ、腫れもせず、少し赤くなるだけです。
最近噂になり始めた“蜂毒治療”の少々刺激の強いものを施してもらっているようなもの。養蜂家に長生きする人が多いのも自然に”蜂毒治療“を受けているからなのかも知れません。
コメントを残す