天使?
2011年11月26日 / 養蜂場日記
11月半ば、暖かい日が続いていたある朝、養蜂場前の草むらに真っ白い何かがいるのに気がつきました。
近寄ってよく見てみると、それは一匹の白い蝶でした。
この季節にしては暖かいとはいえ、山里の朝夕の冷え込みはかなりのものです。寒いのでしょう、朝露に濡れたままじっとしています。
日頃よく目にするモンシロチョウとは明らかに違う種類であることは、その模様で分かります。今まで見たことのない種類です。ひょっとして希少種なのかも知れません。
ただ一匹、冷気の中に佇んでいるその姿にそこはかとない気品すら感じられます。
そのままそっとして仕事を始め、さらに日が高くなり気温も上がった頃、すでにその姿はありませんでした。
その後、この種の蝶は目にしていません。 何か良い知らせを告げるためにやってきた“天使”だったのかも知れないなどと勝手に空想したりしています。
コメントを残す