懐かしいものたち
2011年3月11日 / 養蜂場日記
しばらく郷里に里帰りしていました。
私のふるさとは鹿児島です。今回も、一日に何度も噴火を繰り返していました。
市内のほとんどの銭湯が温泉で、朝5時とか6時から開いています。さすが火山の国、今回も温泉を満喫して来ました。
鹿児島ではさつまいもの事を唐芋(からいも)と言います。唐の国から渡ってきたから唐芋。
小さい頃食べた唐芋は、色んな色が混じっていました。切ってみるまで中の色は分かりません。
今度は紫!と思って切ってみると夕陽のようなオレンジ色だったり、うっとりするような鮮やかな黄色だったり・・・淡いクリーム色もありました。色によって味わいがはっきりと違ったものです。
子供の頃の私のお気に入りの食べ方は、茹でたお芋を手で割ってバターを付けて食べること。お芋の熱でバターがトロ~リと溶けて、ホクホクのお芋と溶けたバターのハーモニーが、口の中で、えも言われぬ味わいを醸し出しました。
今回帰省してみると、お芋のお菓子が沢山出ていました。冬季限定の唐芋チョコケーキは、ビターチョコとホワイトチョコがあり、どちら美味しそう・・・
両方買ってバレンタインのプレゼントとして、お世話になった方に差し上げました。
でも次に買いに行った時は、もう販売していませんでした。バレンタイン限定商品だったそうです。結局私は食べることができず、どんな味だったのか想像するしかありません・・・
養蜂家妻 記
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