堪忍袋の緒が切れた?
2014年3月14日 / 養蜂場日記
養蜂場一帯のいろんな場所にイノシシが出没します。養蜂場にも、過去3度ほど侵入を試みた形跡がありました。(丈夫なフェンスのお陰ですべて未遂に終わりました。)
田んぼの稲は彼らの格好のターゲットになります。
丹精こめた稲が実る頃、イノシシ君たちは夜陰に乗じて田んぼを襲います。
一夜明けた後の田んぼの惨状は、時には信じ難いようなときもあります。田んぼ全体の稲が、もうどうにも手の施しようのない状態になり、その年の収穫は断念せざるを得なくなるのです。
慣れてしまったイノシシは従来の電気柵などものともせず、田んぼに押し入ってきます。
今年のNさんはとても思い切った大胆な手を打ちました。小さな谷に広がる複数のたんぼ全体(相当な面積)を、ぐるりといのしし対策用の頑丈な金網で取り巻いてしまったのです。
谷に入る2ヶ所の道路にも金属性の扉(写真)を設置して、完全なイノシシシャットアウトの防御体制を固めました。
昔、映画で見た、秋の収穫期になると襲ってくる野武士集団から村を護るために張り巡らされた竹矢来を思い出します。
有難い事に養蜂場一帯にはいませんが、この厄介なイノシシに加え、鹿、さらには一筋縄ではいかない“猿”までもが襲ってくる地域もあるのです。
Nさん頑張れ!!
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