カツオツブ
2012年4月25日 / 養蜂場日記
母の故郷高知で、土佐銘菓「松魚(かつお)つぶ」という不思議なお菓子を発見しました。
紙の袋いっぱいにカツオの絵が描いてあり、「添えてある槌で割ってお召し上がりください」と書いてあります。
お店の人に聞いてみると、中に入っている飴の塊を小さな金づちで叩いて割って食べるのだそうです。店員さん達は口々に「子供の頃食べたよね~」「うん、食べた、食べた」と懐かしそうに話しています。
裏に、砂糖・水あめ・桂皮油と書いてありますが、桂皮油とはハッカのことだそうです。
買って帰って開けてみると、小人が持つような小さな金づちが入っていました。飴は魚の卵の形をしています。お正月に食べる数の子そっくりです。
舐めてみると、確かにハッカの香りと共に、素朴な懐かしい風味が口いっぱいに広がりました。
それにしても、この名前の由来は何なのでしょう?
養蜂家妻
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