これもまた“冬の楽しみ”のひとつ
2012年2月18日 / 養蜂場日記
蜂蜜タンクの底に取り残していたハチミツが、冬になって結晶化していました。ぺースト状でパンに塗るにはまことに都合の良い状態です。紅茶にも入れます。甘いものが欲しい時、そのまま口に入れたりもします。
気温が下がってくると(摂氏15度以下)ハチミツは白く結晶化します。ハチミツに沢山含まれるブドウ糖が結晶することによって起こるものです。
ハチミツにはブドウ糖と果糖が沢山含まれています。二つとも消化・分解の必要のない単糖類です。食べるとそのまま吸収されて、すぐにエネルギーになります。
運動や肉体労働で体を激しく動かした後、長時間の頭脳作業などの後など、ハチミツを食べることによって疲労が急速に回復するのは、この単糖類、とくにブドウ糖の働きによるものです。
焼いたパンにバターを塗り、その上にこの結晶ハチミツを乗せると、とろりと溶けて極上のコラボレーションを味わうことになります。
紅茶にもハチミツをたっぷり入れれば(出来ればショウガを入れると更によし)その日の燃料は満タン状態。寒さを吹き飛ばし、ぐんぐん前進する力が湧き上がってきます。
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