採蜜 その1
2011年7月28日 / 養蜂場日記
採蜜の日は3時起床、4時に家を出て5時には養蜂場で作業開始です。
爽やかな冷気の中、子育てに忙しい鳥たちの声がすがすがしく聞こえます。
ミツバチ達は一晩かけて、前日に運びこんだ花蜜の余分な水分をとばします。早朝には水分20%以下の濃度の高い蜂蜜が、蜜枠にびっしりと詰まった状態になっています。
養蜂家にとっては一年間の苦労と努力の実る日。どきどき、わくわくの一日となります。
しかし、ミツバチ達にとってはそうはいきません、上を下への大騒ぎです。まさしく蜂の巣を突っつかれたわけですから大変です。
煙を浴びせられ、振るい落とされて、気がついたらせっかく貯めた蜜が無くなっている~~ まるで押し込み強盗にあったようなもの。
しかし、彼等はくじけません、直後から再び集蜜活動に精を出し、懸命に蜜を貯め始めます。
蜜を頂く代わりに、一生懸命にお世話させてもらうからね!
ゴメンナサイ、アリガトウ ミツバチさん!
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