ニガウリの晴れ姿
2010年9月8日 / 養蜂場日記
スーパーに並んでいるニガウリのほとんどが、いわゆる“沖縄ゴーヤ”と呼ばれるずんぐりとした種類。
しかし、九州南部(鹿児島、宮崎)では昔から“薩摩にがうり”という長くスマートな種類が栽培されており、子供の頃には油いためや焼いたものをよく食べたものでした。
沖縄ゴーヤとは微妙に違う味が懐かしく、ホームセンターでたまたま見つけた薩摩ニガウリの苗を、養蜂場の片隅に植えたのが5月の連休明け。
5本の苗はぐんぐん育ち、この夏は懐かしい味を堪能することができました。
葉っぱの陰に取り残したものがあり、いつの間にか熟して見事に色づき、まるで花が咲いたようです。
「見て!見て! これが僕の本当の姿なんだよ」とでも言っているかのようです。ニガウリとはいうものの、ほのかな甘味のある“果実”?に変身していました。本来は果実として熟したものを食べていたのかもしれませんね?
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