ヘチマと青瓜
2010年8月22日 / 養蜂場日記
養蜂場の片隅にほんの数本、ヘチマ、ゴーヤ、きゅうりを植えました。食用にするのはもちろんですが、緑陰を作る目的もありました。
ヘチマのつるが伸びて、前回書いたヨシズ用のパイプに絡まり、狙い通りの緑の陰を作ってくれました。パイプにノンビリとぶら下ったヘチマです。
通常タワシにしたりするものですが、南九州ではヘチマの若い実を食べます。皮をむいて輪切りにし、油いためや味噌汁にすると、何とも言えない爽やかな歯ざわりと独特の風味があり、なかなか美味しいものです。こんな時は夫婦の出身地が近く、食習慣が同じである事に感謝です。他県の方にはヘチマを食べるなど考えられないでしょうから。
ところが、3本植えたヘチマの苗の1本に、明らかにヘチマらしくない濃い緑色の実が生りました(写真左)
冬瓜を小さく固くしたような物ですが、正体不明です。
ある日、農家の軒先の野菜販売所でそっくりの実を見つけました。聞くと「青瓜」とのことで、漬物にするそうです。苗の段階で間違って売られていたのでしょう。
家内に味噌漬けにして貰いましたが、これが実に美味しい!怪我の功名とでも言いましょうか、来年は「青瓜」と名指しで買う事にします。
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