里山のタヌキ
2010年6月3日 / 養蜂場日記
早朝の濃い霧の中をいつもより速度を落として走っていると、ヘッドライトの光りの中に茶色い生き物が現われました。
怖れる風もなく、とことこと走っていきます。
犬?猫?・・・こんな山道を明け方の4時過ぎに?
タヌキだあ~!、純野生のタヌキじゃないか!
ブレーキを踏み、さらに速度を落とします。
そのまま30メートルほど走ったところで、タヌキ君は道をそれて林の中に入っていきました。ぐっしょりと霧に濡れた茶色の毛並みに野生の逞しさを感じました。
早朝の養蜂場への行き帰り、たびたび交通事故にあったタヌキを目にすることがあります。他の動物は少ないのに、何故タヌキだけこんなに交通事故に会うのだろう?と不思議に思っていました。
しかし今回の出会いで、その答えが得られたように思います。
朝霧で視界が悪く、速度を落としていたので無事でしたが、いつもの通りの速度だったら跳ね飛ばしていたかもしれません。
タヌキ君、マイペースもいいけど車には気をつけてね!
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